STYLE 005 「無駄だらけのシャツ」

2022/10/25

40年代~70年代のヴィンテージをモチーフに、久しぶりに「らしい」シャツを製作した。
シャンブレー素材、ポップオーバー、チンストラップ、and more…
L/S Chambray P/O Shirtsに袖を通すと、一周回ってフレッシュなシャツスタイルになると思う。

昨今ではヴィンテージの定義も変わって80年代や90年代のソレを差すようになって来た。
時代が流れているのだから当然のことである。

今作は元来68が掲げて来たヴィンテージの定義に忠実に、古い時代の無駄だらけのシャツをサンプリング。
もちろんただのレプリカではなく、今にフィットする様に拘ってアップデートを施した。
無駄の中にこそ宿るスタイルを感じて頂きたい。

「ポップオーバーならではの」

プルオーバータイプのフロントは、フルオープンのシャツに比べたら圧倒的に脱ぎ着しづらい。
しかしフルオープンには出せない独特のルックスは、この上なく粋だ。

ゆったりとした身幅や長めの前立ては、そんなプルオーバーの着脱をスムーズにする為のディテール。
と同時に、必然的にボリューミーなシルエットを形成し、リラックスした印象も与えてくれる。

襟のバタつきを抑えるチンストラップや短めの袖のカフスと言った、今日のシャツでは見かけないディテール群。
元ネタであるヴィンテージのシャツから踏襲したそれらは、簡略化と共に淘汰された、無駄と解釈されたディテールと言う訳だ。

と、文字に起こすとまさに無駄だらけな気もするが、その無駄が味になるのだから面白い。
いつものシャツでは到底表現できないクラシックで温かみのあるスタイルを、他でもない「無駄」たちが演出してくれる。

「定番にも変化を」

温故知新のマインドで仕立てたシャンブレー素材のポップオーバーシャツに、足回りはデニムパンツとブーツ。
68的スタンダードなアメカジスタイルは、何だかやっぱりしっくり来る。

とは言え着こなしはいつだってフリー。
嘗てはジャストサイズでビシッと着ていたが、昨今はルーズなサイジングでリラックスにも比重をかけている。

時代や気分に合わせて、定番にも味付けしながら楽しむのが大切だと思う。

そんな感じで久しぶりに仕立てたL/S Chambray P/O Shirts
ストーリーも纏える一枚は、自ずとスタイルにも深みを与えてくれるだろう。

着用アイテム

TOPS : L/S Chambray P/O Shirts
PANTS : 5Pkt Baggy Pants O.W

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